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2004.02.01

映画『東京暮色』から推測する、日本の治安の劇的な変化

 こちらで取り上げていたので、尻馬に乗ります。
 有馬稲子最高っす〜。めちゃめちゃかわいいのだ。原節子もきれいだしなぁ。と、よこしまな感想はさておき。
 以下、トラックバック先から引用。

この映画の中で次女が喫茶店で深夜まで恋人を待ち続けて警察のご厄介になるシーンがあります。警察署の中で、次女の身元引き受けに来た長女に対し、警官が「若い娘が深夜の喫茶店にいるとは感心できませんな」と言います。びっくり仰天ですね。46年前はこんな時代だったのですね。今じゃ深夜の渋谷で女子中高生がたむろしても誰も不思議に思いません。日本は一体どうしてしまったのでしょうか。

 ひょっとして、その当時の日本は治安が悪かったんではないかと。平成12年度の犯罪白書からグラフを。戦後しばらくは少年の凶悪犯罪がものすごい勢いで起こっていて、第3図をごらんいただきたいのだが、特に殺人犯などは今と比べて何倍もいたことがわかる。このグラフには性犯罪についてはかかれてないが、昔は女の子がそんな被害にあったら一生不幸になる(今だって不幸だけど)と、ひた隠しにして警察にも訴えず、あからさまにならない事件が今にもまして無数にあったろうから、深夜の街は女性には恐ろしいところだったのではないかと思う。
 だから、昭和32年頃、深夜の喫茶店にいるような子供は、今以上にろくでもない輩だと決めつけても良かったのかもしれない。モラルが高かったから盛り場にいるのが「感心できない」のではなく、ホントに危ない奴がたくさんいる、危険な場所だったのだ。裏返せば、現在の日本で深夜にたむろしている子供がいても、極端に悪い奴が混ざる可能性がそれほど高くないということだ。
 さて、リンクしたのがなぜ平成12年度のデータなのかというと、平成14年度のグラフがあまりにも衝撃的だったからだ。14年度の第1図を見てほしい。一般刑法犯が近年、まれに見る増加を示しているのがおわかりになるだろうか。治安は急激に悪化しているのだ。少年事件も、殺人犯こそ減りっぱなしでそれほど増えている様子はないが、強盗犯は「東京暮色」の頃とほぼ同じ水準に戻ってしまっている。
 昭和の終わり頃の、あの平和な時代はとっくの昔に終わっている。こわー。

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